病院に行っても異常がないと言われるけれど体調が悪いと言う時は、自律神経のバランスが乱れている可能性もあります。

 

ストレスを溜め過ぎて体調不良になるというものの原因の多くは自律神経のバランスが乱れている可能性も考えられます。

 

私たちの身体では様々なホルモンが分泌されています。

 

それらのホルモンのバランスが整うことで自律神経のバランスも整っていきます。

 

規則正しい生活習慣には身体に良い食生活やしっかりとした睡眠、適度な運動、適度な休息、それに、歪む姿勢をしないように心がけるなどがあります。

 

規則正しい生活習慣でとても大切なのが概日リズム（体内時計）です。

概日リズム（体内時計）とは、朝日とともに起床してしっかりと睡眠がとれる時間に寝ることなど１日の周期を持つ生活のリズムことです。

 

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そして、概日リズム（体内時計）を一定に保つためにホルモンのバランスが大きく影響しています。

生活習慣を整える​ための一つとして朝の起床です。

朝日とともに目覚めるためには、夜の睡眠がとても大切になります。

 

ぐっすり眠るためには、最初は辛いかもしれませんが、朝日を浴びながらのリズムのある、軽いウォーキングなどもおすすめです。

朝の日光浴とリズムのある運動はセロトニンというホルモンの分泌を促してくれます。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、心を安定させて幸福感を感じやすくしてくれます。

また、このセロトニンはメラトニンという「睡眠ホルモン」と呼ばれる重要なホルモンの原料にもなります。

 

朝日を浴びることで、日光が目（網膜）から入ると、メラトニン「睡眠ホルモン」の分泌は止まり、概日リズム（体内時計）は整い覚醒します。そして、メラトニンは14~16時間後に徐々に分泌されるため、その時間になると自然な眠気が起こりぐっすり眠ることができます。

こうした生活のリズムを整えることで、ホルモンバランスが整い、ホルモンバランスが整うことで、自律神経も整っていきます。

 

ストレスについても「ストレスホルモン」と呼ばれているホルモンがあります。それは、コルチゾールというホルモンです。ストレスを感じると分泌されストレスから守ってくれるホルモンです。コルチゾールは少な過ぎても、過剰になり過ぎても身体に影響します。ストレスを常に溜め込み発散できずにいるとコルチゾールが過剰に分泌され、精神的に不安定になったり、血圧が高くなったり、過食の原因になってしまう可能性もあります。

 

そして、自律神経の乱れに繋がってしまい、体調不良として現れてしまいます。

ストレスに自覚がなかったとしても、不眠や疲労感、頭痛、動悸、息切れ、肩こりや身体の痛み、消化器症状、気持ちの落ち込みなどの症状が現れた時は、まずはリラックスできる時間を作り、自分にストレスが溜まっていないかを確認するために自分と向き合う時間をつくってあげることも大切です。

 

それらの生活習慣を整えながら歪みを整え、身体に正しい姿勢を覚えてもらうことで、自律神経（交感神経、副交感神経）のバランスを整えることにも繋がり、人が本来持っている自然治癒力、免疫力もアップし活力がみなぎる身体へとなっていきます。